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シェイクスピアの悲劇「リア王」と毛利元就「三本の矢」の逸話から
着想を得た一大時代劇。黒澤監督自身が 「乱はライフワーク」と
語るなど、集大成的作品として位置付けられる。1986年ニューヨ
ーク批評家協会最優秀作品賞受賞。また同年衣装のワダエミが
アカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞している。
戦国を生き抜いた猛将一文字秀虎は三人の息子に家督を譲る
ことに決めた。「1本の矢は折れるが、3本束ねると折れぬ」と、
長男太郎には一の城、次郎には二の城、三郎には三の城を与え、
協力し合い一文字家を発展させて欲しいと告げる。しかし三郎は
束ねた矢を折りその甘さを指摘し、激ミした彼は追放処分として
しまう。秀虎は残る二人の息子に期待を寄せるが、太郎は妻楓
の方にそそのかされ、父を厄介者扱いし真っ向から対立する。
次郎も父を迎え入れることはなく、行き場を失った秀虎は失意の
うちに三の城へと向かうが、そこへ太郎と次郎が軍勢を率い攻め
込んで来る。
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